
雲ノ平は北アルプス&縦走デビューの地であり、素晴らしい思い出として残り続けています。 4年ぶりの再訪、またもや素晴らしい経験ができました。記憶が新しいうちに言葉と写真で今回の山旅を綴っておきます。
さて、一日目は富山県/折立登山口(1355m)から薬師峠(2294m)まで。
今回はここまで車を乗り入れたんですが、その手前、有峰有料道路が朝6時から開通のため朝5時時点ですでに30~40台が順番待ち。 折立の駐車場もほぼ満杯状態ながらなんとか駐車し、出発はちょうど7時に。
ここから樹木林の中を標高差で500mほど、バックパックの重みと体調を確かめつつコツコツと登っていきます。 眺望は開けないため足元の草木に目を配り気を紛らわせます。

樹木林を抜けると勾配がやや緩やかになるも、1時間半ほど歩いただけで既にバテ気味。
しばらく木道を歩いた後、ゴロゴロした石が敷かれた道を行きます。 徐々に眺望は開けていき、やがて右手側に黄色いキンコウカの群落が見えてくるので写真を撮りながら小休止。


まだまだ続く石畳の道。でも穏やかな草原も行く先に続いているようで開放感がいっぱいです。
左手にニッコウキスゲが見えてくる頃、その遥か彼方に雲から顔を覘かせた剱岳が。ちょうど下の写真で光の指している辺りから臨めました。

ウンザリしてきた石畳がやがて木道に変わり、ほどなく太郎平小屋へ。折立からここまでジャスト4時間。
マイペースなのにかなりバテた感があり、全然進歩していない自分にガッカリしましたが、後で調べると4年前よりもペースは速い模様。カメラ機材が重装備になってるし、それなりに体力向上してるのかも。
太郎平小屋でテント設営費を払おうと尋ねると「現地でお願いします」とのこと。そういえば、そんなだった気もする。
小休止した後、テント場のある薬師峠まで15分ほど歩き無事テント設営。11時の時点で既に20張りぐらい設営されていましたが、ここからドンドン増えていきます。最終的には下の写真のように結構なギュウギュウづめに…。

ここの水場は湧水を引き入れていて気兼ねなく使えます。すぐに手が痛くなるほど冷たいので少し躊躇われましたが、頭から水をかぶってリフレッシュ。そしてお昼寝タイムへ…。
目が覚めると陽が傾き、薬師峠と小屋の間の草原がイイ感じに。カメラを片手にロケハン。蚊とアブ?が纏わりついてきますが我慢します。

そして夕暮れ―――

日が沈むと急激に気温が下がってきます。急いでベースレイヤーをPatagonia / Capilene 2に着替え、上からHAGLOFS / LIM BARRIER PULLOVERを羽織ります。下はUNIQLOのフリースを。
これで寝る準備ができました。初日はこれにて終了。
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